今回のJコミFANディングで『混血児リカ』を知った方に

状況はどうあれ、“凡天太郎”という作家と“混血児リカ”という作品が注目を浴びる展開になっていますので、ファンサークルとして何かできないかと考え、凡天太郎という劇画家について、少し詳しく書いてみました。

こちらからどうぞ↓
https://bontengekigakai.wordpress.com/about/

『混血児リカ』はタトゥーファッションできめたハーフの少女がレイプや殺人を繰り広げる悪い男たちをバッサバッサと殺していくサイケデリックなバイオレンス巨編というイメージと同時に、凡天太郎作品の中でも戦争の暗い影が最も濃い作品です。

第二次世界大戦終結からサンフランシスコ講和条約締結までの間、日本は連合国軍の占領下におかれ、占領軍兵士と日本人女性との間に混血児が大量に生まれました。
自由恋愛によってだけではありません。強姦によって生まれたケースも多く、主人公のリカもその一人です。「GIベビー」として世間からの好奇の目と偏見にさらされ不良少女になっていったリカの生い立ちと、敗戦により復員してきた特攻隊の生き残りが「特攻くずれ」と呼ばれ蔑まれ酒とケンカにあけくれた凡天太郎の過去。
「GIベビー」も「特攻くずれ」も戦争が生み出した副産物であるという事が、リカと凡天太郎の共通点です。

凡天太郎にとっての『混血児リカ』は、藤子不二雄における『ドラえもん』や、水木しげるにおける『ゲゲゲの鬼太郎』のように、一人の作家の集大成であると同時に作家の持つ世界観を理解するため入り口として機能する作品でもあります。

『ドラえもん』から『モジャ公』へ、『鬼太郎』から『河童の三平』へと読み進めるように、『混血児リカ』をきっかけに凡天劇画に興味を持った人は、凡天太郎の劇画作品を研究するファンサークル凡天劇画会をチェックしてみてください。

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