では、早速β版との比較。
表紙のデザインはJコミで公開されているものがベースになっています。正式版の右上にレーベルロゴが追加されました。アルファベット小文字を効果的に挿入してJ-COMIcSと表記。J-COMIの文字が際立つようにデザインされています。
背にタイトルが印字されています。黒一色で味気ないですが、とりあえずは単行本らしくなりました。厚みの違いは、
並べると一目瞭然です。
正式版の方が薄い紙を使用していて1巻あたり3mmほど薄いですが、β版よりも重たいです。
左が正式版、右がβ版です。正式版の方が光沢のある紙で黒がキレイに出ています。β版は少し黄色っぽくて、表面がザラッとしたインクを吸いやすい紙質でした。
巻末に表記が記載されたり、最終コマのしたには「つづく」などの表記が入ったのも今回の正式版から。
表4には凡天先生の自画像とサインが印刷されています。
価格に関してはβ版
表紙マット加工+無線綴じ 全8巻 16,560円
送料 680円
合計額 17,240円
そして、正式版
表紙マット加工+無線綴じ 全8巻 16,560円
送料 1646円
合計額 18,206円
と送料が高くなっている分、アップしています。
β版から正式稼働まで税率も高くなりましたし、トータルで考えればお値段据え置きで、クオリティアップだとおもいます。
【参考として】
混血児リカは全年齢に向け公開されていますが、内容が過激なために運営上の配慮から広告掲載はしていません。赤松氏の英断と、梵天事務所の本作品を広めたいという意思の賜物です。表現規制によって封印されていたかも知れない本作を現代に蘇らせた試みに対して、投げ銭的に1冊購入してみるというのもアリかと思います。