「美しき復讐」途中経過と近況報告

コミックマーケット87の当落発表が10月31日に迫ってきました。
当落の結果をみてから製作をはじめては到底間に合いませんので、劇画作品集第5弾『美しき復讐』の製作を9月中旬よりはじめています。

表紙用

画像はビケンコミックシリーズ臨時別冊『美しき復讐』表紙です。集英社『週刊明星」』での連載終了から10年ほど経ってから美研企画出版という出版社から発売された総集編です。

発行日の記載はありませんが、三流劇画ムーブメントが起こる直前の1976年後半~1977年頃だと思われます。ビケンコミックシリーズ臨時別冊『美しき復讐』表4が広告ではなく、別パターンの表紙(リバーシブル)になっているあたりから自販機流通の本であると考え、自販機流通のエロ劇画誌の中でも再録をメインとしたSND出版「漫画エロスカG」「漫画エロイカ」で凡天太郎はレギュラー作家になっていることや、1977年に「混血児リカ」総集編が『スケバン必殺涙花』というタイトルで同様のルートで流通していることを根拠としています。

面白いのは紙芝居・赤本・貸本・劇画誌と戦後漫画出版の転換期になると凡天太郎がふらりとそこに現れることです。裏社会とのつながりなどからも、時代の移り変わりを敏感に感じることができていたのではないでしょうか。漫画の世界では刺青ほどの革新的な表現や成果は残していませんが、それぞれの時代に対応した凡天太郎のセンスと実力は非凡であった言えます。

この総集編に収録されたのは前半140Pで、続刊は発売されていないため今回が初の完全収録となります。後に続く「混血児リカ」や「女刺青師ルリ」にはない不思議な後味を残す作品です。当選すればC87にて初頒布予定です。楽しみにお待ちください!

最後に

手元にある既刊在庫はほとんど無くなってしまいました。ですので、このブログ内でのオンライン直頒は一旦中止いたします。売り切れとなっていたガケ書房、タコシェには追加納品してきましたので、ご利用ください。

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