凡天太郎『SEX & FURY』(Le Lezard noir)がアングレーム国際漫画フェスティバル2015の遺産賞にノミネート

フランスの出版社le Lezard Noirより2014年5月に発売された凡天太郎の劇画単行本『SEX & FURY』が、ヨーロッパ最大級のバンド・デシネ(フランス語で続き漫画の意)のイベントである アングレーム国際漫画フェスティバル(2015.1.19-2.1)の遺産賞にノミネートされました。

2015年の遺産賞ノミネート作一覧は、

・ウォルト・ケリー『ポゴ』 第1巻( Akileos )
・張楽平『サンマオ』(Fei)
・ニール・ゲイマン『サンドマン』第 4巻 (Urban Comics)
・凡天太郎『SEX & FURY』(Le Lezard noir)
・クロード・クルティエル『Gilles la jungle』(La Pasteque)
・デニスオニール&ニール・アダムス『グリーンランタン/グリーンアロー』 (Urban Comics)
・ギュスターヴ・ドレ『聖ロシア史L’Histoire de la Sainte Russie』(Editions 2024)
・エルジェ『LA MALEDICTION DE RASCAR CAPAC(ラスカル・カパックの呪い)』(Casterman)
・松本零士『宇宙海賊キャプテンハーロック』(Kana)
・フランク・ミラー、クラウス・ジャンソン『デアデビル』(Panini)

作家も作品自体もそれぞれの国の国民的作品であったり歴史的作品とされているものばかり。日本からは松本零士もノミネートされていますが、このレベルの一流作家が選出されています。
その中に、自国日本でもマイナーな存在の凡天太郎がラインナップされている訳です。

アングレーム国際漫画フェスティバルは素晴らしいバンドデシネの祭典です。
フランス語で出版されたマンガ作品を対象としており、これまで日本の漫画も数々の賞を受賞してきました。辰巳ヨシヒロの世界的な評価のきっかけを産み、谷口ジローのヨーロッパ圏での評価を不動のものにしたのもこのアングレームと言えます。

アングラから大衆向けまで幅広く、日本の漫画に少し詳しい人が見ても納得できる作品たちが選出されており、過去の受賞作を見れば運営サイドの良心を感じることができるはずです。

しかしインターネット上では、このイベントをプロパガンダに利用しようとした団体が起こした事件の情報のみが無数に拡散されている残念な状況です。現在もネガティブキャンペーンが行われており、今年は日本でこのイベントを取り上げてくれる媒体は少ないのではないでしょうか。
腫れ物を扱うかのような空気が蔓延しているように感じます。

毎年、取り上げているこの小学館集英社プロダクションの運営する「BDfile」も今年はまだですね…

普段より少し遅かったので心配しましたが、無事発表されました。

http://books.shopro.co.jp/bdfile/2014/12/post-66.html

新刊と会場特典のお知らせは、近日中に!
このヨーロッパ最大級のバンド・デシネの祭典で、第一級の作品たちと肩を並べた世紀の奇書!凡天太郎『SEX & FURY』は、日本ではまんだらけで購入できます。

定価29ユーロを日本円で換算すると、2014年12月10日時点で約4200円のところ、まんだらけ店頭では3300円+税で購入できます。通販購入で送料を加算してもまだ安いです。 http://www.mandarake.co.jp/information/sale/sexandfury/index.html の特設ページでは解説も読めますよ。

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