凡天太郎対談 ゲスト西崎義展(『マスコミ評論』1980年4月号、5月号)

マスコミ評論社が発行していた『マスコミ評論』という雑誌の、
1980年2月号から7月号にかけて「凡天太郎対談」という連載がありました。
そこに、評伝『「宇宙戦艦ヤマト」をつくった男』が発売され話題となっている
西崎義展氏がゲストで登場しています。
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西崎氏と凡天さんは旧知の仲のようで、昭和30年代には知り合いだったようです。
話は二人が知り合った頃、凡天さんが子供向けマンガを描いていたなんて知らなかったという話題に。凡天さんは、松本零士や牧美也子に聞いてみるといいよと発言すると…
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西崎氏のさらりとした感じも味わい深いです。

松本先生が松本あきら名義で、光文社『少女』に読みきりが掲載されはじめた頃に、
凡天さんは同誌に石井きよみ名義で「星ひめさま」という作品を昭和33年8月号から昭和35年1月号まで長期連載。

松本先生が秋田書店『ひとみ』で「ルクレール兄弟の旅」を連載していた頃、
凡天さんは同誌に「笛吹童子」を連載と、意外と同じ雑誌に載ることが多かったんですよね。

藤子不二雄や石森章太郎が新人作家として、月刊誌へ読みきりが掲載されはじめた頃に、
既に雑誌を背負う存在となりつつあった中堅作家が、凡天太郎の時代のマンガ家たちだったと考えると、時代感が掴みやすいのではないでしょうか。

西崎氏の民族意識とナショナリズムについての発言として目新しいものがあるのかわかりませんが、その方面への発言もありますので、そちらに興味のある方は本誌をチェックしてみると良いかもしれません。

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